『九条の大罪3』真鍋昌平

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Contents

1. 老人ホームの都築
2. 死者の心境

老人ホームの都築

動画を送ったのは、菅原の老人ホームに潜入していた久我だった。山城も菅原も、誰が情報を流したのかを徹底的に調べたが、見つからず、マスコミが退去して押し寄せてきた。菅原は苦情弁護士の元にやってくる。そこで全額の遺産を返済すると言ったが、苦情弁護士はそれで満足せず、弁護士バッジを返上するように条件を出した。そしてなぜか2人でホテルに泊まり込み、酒飲み対決が始まり、勝利した九条弁護士はバッジを受け取る。
すべて裏で糸を引いていた壬生。壬生は菅原が買った大規模な廃墟をさらに安く買い叩き、介護施設を運営するように久我命じた。すべてが決着し、物語は終わる。

正直、父親への感謝はよくわかりませんでした。

死者の心境

独居老人の上田が首を吊って、自殺する。そこに集まるいつものメンツ。壬生が彼女にもらった指輪を家に置いてきてしまったと言う。この家は九条が強制執行した壬生の家だ。烏丸はかつて一緒に勉強をしていた有馬とホテルで語る。その夜有回自殺した。葬式には、父親と烏丸だけしか出席せず法律事務所で孤立していて多くの悩みを抱えていたようだった。学生の時有馬から告白された。九条のもとに嵐山刑事電話があり半、グレの片棒を担ぐなと釘を刺す。上田は酒癖が悪く妻がなくなり、その祖母さは激しくなり、子供も友達も離れていき、水道も電気も止まり徐々にくるって言った。上田の自殺の最後を看取った壬生。ある日、京極と言うヤクザが佐久間という時計泥棒に遭いそうになり、ボディーガードが制圧する。ところが、ボディーガードが障害の罪で捕まるとの上位者である。京極も同様に捕まる。壬生が動き、佐久間は被害届を取り下げる。自由になった京極は、壬生を呼び出しお前がやったのではないかとカマをかける。以前壬生は、京極が仕切っている鳥羽を荒らして売上金を盗みそれがばれてリンチに合っている。その時たすかる条件として愛犬を殺すように京極は壬生に提案する。泣きながら愛犬を殺す壬生。