『九条の大罪5』 真鍋昌平
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売掛の金を渡す約束をして家で待ち合わせ修斗を殺したしずく。
弁護士として九条がつく。 しずくは軽度の知的障害があり修斗に支配をうけていた。心神耗弱が証明されれば執行猶予になる可能性がある。結果懲役三年となる。
「一日一日日常を愛おしいと思えたらそれが貴方の居場所です。どんな場所にいようと心を満たすことはできる」
事件の真相
嵐山刑事の娘が河川敷で亡くなった場面から始まる。地元の不良達の犯行。それが１０年前。主犯の犬飼は壬生の後輩。
しずくの件を弁護士に依頼したしずくの母親の同居人外畑は、壬生に股間を潰される。 その報復としてデリヘルオーナーくが野車を燃やす。あっけなく逮捕される外畑。玖珂も別件逮捕される。
嵐山は 1,000,000分の1の確率で娘の携帯のロックを解除できた。 娘の友達衣笠と連絡を取り、過去のことを探るようになる。やがてTwitterログを通して妻子あるこやしゃんという男との子供をおろしていた過去を知る。 娘から連絡があったが、無視して1週間後殺された。衣笠を通してこやしゃんのアカウントも発見する。こやしゃんはしずくをデビューさせたAVメーカー社長の小山だ。 京極をホテルに止めた詐欺罪として勾留した。しずくを潰された恨みで京極に依頼し外畠に逆襲しているのではとの話もする。過去の女衒も追求する。 客のリストが流出することを恐れて、京極使って小川まなみを殺したと言うことを追求される。
衣笠を結婚詐欺で捕まえる嵐山。
一年前、門脇、俳優志望。音羽、歌手志望。 現在門脇はサパーで 恋愛リアリティーショーに出た元俳優として、変態パフォーマンスを行っている。音羽はギャラのみになっていた。 門脇は借金ができて実家に仕送りができない。病弱の妹もいる。
サパークラブで壬生と門脇は出会い、 1,000,000貯めたら、うちに来いと壬生は言う。
犬飼が出所するが壬生には連絡せず 暴力老人ホームをやっていた。菅原の下に挨拶に行く。壬生を恨み、三億とると決意する。
伏見組長の石鹸に行った苦情。烏丸は付き合い切れないと言ってその場を離れる。
犬飼は菅原の下で盗難車のドライバーをするが、配送先の車家を叩き金品を強奪する。壬生の元を尋ねる犬飼。
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